【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶野村不動産

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

タイで分譲住宅事業に初参画
Origin Property 社と共同プロジェクト

野村不動産(東京都)は24日、 タイのデベロッパー「Origin Property 社(以下オリジン社)」と共同で分譲住宅事業に参画することを発表。同日、バンコクでオリジン社と共同プレス発表会を開き、総戸数2000戸超となる、当初3プロジェクトも明らかにした。プロジェクトは、ラチャヨーティン地区(チャトゥチャック区)、オンヌット地区(プラカノン区)、ラムカムヘン地区(バンカピ区)に立地し、BTS(高架鉄道)及び MRT(地下鉄)の既存もしくは新設予定の駅から徒歩10分以内。同社がタイで分譲住宅事業に参入するのは初めて。

発表会に出席した野村不の沓掛英二代表取締役会長は、「バンコクは、着実に発展する。量から質の時代にも突入した。3プロジェクトを皮切りに、不動産に絡む事業を多角的に取り組んでいく」と意欲を語るとともに、山本成幸専務は「日本に住む日本人向けにも販売を検討している」と日本人向け販売戦略を示した。

すでに、野村不が日本で展開するブランド「プラウド」で実用されている独自の商品開発プロジェクト“Luxmore(ラクモア)”をはじめ、日本女子大学と共同研究してきたデザイン手法なども、タイの現地大学と共同で進めるなど、野村不のノウハウを十二分に展開していくという。

手を携える両社経営陣

手を携える両社経営陣

 

タイ進出への意欲語る沓掛会長

タイ進出への意欲語る沓掛会長

 


 

8/22 EGAT向け500kVガス絶縁開閉装置を納入
日立製作所

日立製作所は22日、タイの現地パートナー「Precise System and Project社」と共同で受注した、タイ発電公社(EGAT)の東北チャイヤプーム県変電所向け500キロボルト(kV)のガス絶縁開閉装置(GIS)を納入したと発表した。

18日、現地で開所式が開かれ、サクシット同県副知事、EGAT スートン副総裁、プリサイス社アーモン社長、日立の小田執行役常務(電力ビジネスユニットCEO)をはじめ関係者約240人が出席した。

 


 

8/23 タイにフッ素化学販社を設立
ダイキン工業

ダイキン工業は23日、フッ素化学製品の販売や技術サポート、マーケティング機能を持つ「ダイキン・ケミカル・サウスイーストアジア社」を設立し、2018年1月から営業を開始すると発表した。新会社では、空調機向けの冷媒ガスの安定供給、自動車向けのフッ素樹脂・ゴム製品の販売強化に加えて、分野別のマーケティングや用途開発による需要の掘り起こしで市場が拡大する東南アジアでのフッ素化学事業の拡大を図るという。

 


 

8/28 日タイ修好130周年商品を発売
明星

明星食品(東京都)はタイ・セレクト・プレミアム認定レストラン「サイアムヘリテイジ」とタイ国政府観光庁の協力のもと、タイの本格トムヤムスープが手軽に楽しめる、日本・タイ修好130周年記念商品 「明星 サイアムヘリテイジ監修 トムヤムエビワンタンスープ」 を8月28日から、日本全国で発売する。

 

 

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