【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶a2network

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

子どもの防犯対策に最適
腕時計型携帯電話を発売

「ベリーモバイル」のブランド名でタイで通信事業を展開するa2networkは1日、腕時計タイプの携帯電話「ベリー・キッズウォッチシリーズ」の販売を開始した。子どもが着用し、GPSを活用した防犯などを訴求する。
「ベリー・キッズウォッチ」はSIMカードを挿して使用し、GPS機能も搭載。親は自分のスマホにアプリをインストールすれば、子どもの居場所がすぐにわかる。子どもの行動範囲を親が設定し、そのエリアを出た場合や強い衝撃を受けた場合、長時間通信がない場合は親側のスマホでアラートを受け取る。また音声通話機能もあり、3件の電話番号登録が可能。子どもはワンタッチで登録してある親の携帯電話に発信でき、親もベリーモバイルの回線を使用していれば、タイ国内は24時間通話無料となる。
タイでは携帯電話の持ち込みを制限している学校もあるほか、防犯対策を行いたいと思う一方で通常の携帯電話を子どもに持たせることに抵抗のある親もいることから、a2networkでは腕時計型の同商品の販売に踏み切った。スクールモードも設定でき、授業中などは電話としての機能をオフにし、腕時計として使用することもできる。
イエロー、ピンク、ブルーの3色を用意。価格は新規回線契約の場合は3,990バーツ。a2network では親子での契約を推奨し、アプリの導入や設定の手助けもショップで行う。

スマホで親は、着用している子どもの居場所を把握できる

スマホで親は、着用している子どもの居場所を把握できる

 

 


 

04/27 タイ不動産を日本人向けに仲介
東急リバブル

東急リバブルは27日、タイで「心友不動産」を展開するASIAN BUSINESS PARTNERS (THAILAND) CO., LTD. と業務提携し、タイの不動産物件を日本国内の投資家向けに売買仲介を行うと発表した。バンコクで三菱地所レジデンスが、タイAP社と共同でバンコクで開発する分譲マンションを主に仲介する。東急リバブルのアウトバウンド仲介への取り組みは、マレーシアに続いて2ヵ国目。


 

04/28 タイに研究開発センターを開設
日産自動車

日産自動車は28日、研究センターとなるR&Dテストセンターを、バンコク郊外に開設すると発表した。ASEAN地域統括会社であるアジア・パシフィック日産自動車会社が、10億バーツを追加投資し開設。敷地面積は6600㎡で、今年度中に雇用拡大し330名の従業員数とする計画。無響室や電波暗室、振動シミュレータ装置のある環境試験室などを設け、12車種の車両テストを行う。開所式に出席したタイのソムキット副首相は、「タイへの技術及び人材開発の移管に向けた投資を称賛する。本投資開発は国内の生産と輸出需要を伸ばし、タイのさらなる経済発展に貢献するだろう」とコメントした。


 

04/29 新会頭に佐藤・タイ国三井物産社長
JCC

バンコク日本人商工会議所(JCC)は29日、今年度定時総会を開催。先立って開催された臨時理事会において、新会頭にタイ国三井物産の佐藤真吾社長を選出したことを明らかにした。また今年度の新三役として副会頭に村越晃前会頭(泰国三菱商事社長)ら6名のほか、会計理事、総務委員長、専務理事を決定した。

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