【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶東京都中小企業振興公社タイ事務所

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

日タイの食ビジネスを支援
バイテックでマッチングイベント開催

東京都中小企業振興公社タイ事務所は9月5日、今年から開始する「食ビジネス支援」の一環として「Tokyo-Thailand Food Business Matching 2018」を国際展示場「バイテック」で開催する。タイが目指す食品産業の高度化、高付加価値化に向け、都内中小企業等が持つ優れた製品、技術、ノウハウを活用し、新たな価値の創造に向けた取り組みを支援する。
当日は、日・タイ両国に店舗を持つ Isetan (Thailand) Co., Ltd.のSenior Executiveの磯野洋亮氏が、両国の消費者の趣向性の違いについて講演するとともに、日・タイ各8社による企業プレゼンテーションの実施や、来場者との自由な商談会も開くという。同振興公社は「各社が自社の強みとともに新商品開発や生産性の効率化等、「課題」を明らかにすることで、来場者の皆様との商談を促進いたします」と述べている。

 


 

8/16 日本の科学技術を展示
内閣府宇宙開発戦略推進事務局、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学など

8月16〜26日、バンコク郊外のイベント施設「インパクト」で「タイ科学技術博覧会2018」(科学技術省主催)が開かれ、内閣府宇宙開発戦略推進事務局、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学などで構成する日本パビリオンが出展。日本の科学技術を紹介するとともに、タイとの共同研究の成果を発表した。会期中は、プラユット暫定首相が同パビリオンを訪れるなど注目を集めた。同博覧会は1984年以来、毎年開かれている。今年は「生活の向上と持続的発展を求めて創造力を働かせよう」をテーマに、タイ内外から100の省庁・政府機関、企業、団体が参加した。


 

8/21 TTCL増資株を取得
双日

双日は21日、タイ証券取引所に上場しているエンジニアリング事業会社であるティーティーシーエル・パブリック・カンパニー(TTCL)の既存発行株式数の10%に相当する56百万株を第三者割当増資により取得したと発表した。TTCL社は、1985年に設立されたタイ初の総合エンジニアリング会社で、主にエネルギー産業、石油化学産業、化学産業および発電産業におけるEPC(設計、調達、建設)事業の幅広い経験と専門性を有する。 双日は、今回のTTCL社への増資引き受けを通じて、双日の案件開発能力と組成機能にTTCL社の技術力、エンジニアリング機能を掛け合わせることで、Gas-to-Powerなどのアジア地域での旺盛なインフラ需要に応えながら、アジア地域の発展に貢献していくという。


 

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