タイ族はどこから来たの?



タイを旅行したり、タイで生活を始めると、さまざまな人種や民族が存在することに気がつきます。

生活や文化、肌の色など身体的特徴もさまざまです。いわゆる人種としてのタイ族は、一体、どこから来たのでしょうか。

諸説ありますが、意外にもタイ族は、遥か太古の時代は現在の領土の辺りには暮らしていませんでした。

西暦7世紀頃までは、揚子江の南、中国の珠江(しゅこう)と呼ばれる辺りに居住していたという記録が中国の歴史書に残されています。

その後、北方の漢民族の膨張政策により土地を追われ、徐々に南下していったと考えられています。

チベットからは南にいくつもの深い谷が刻まれ、数多くの河川が流れています。こうした川に沿って移動を開始したというのが現在の定説です。

ちょうど、縄文の昔、大陸から日本人が日本列島に渡ったのと似ています。南下したタイ族は、川沿いの水田適地を見つけては開墾をし、そこに村々を形成していきました。

こうした村は「ムアン」と呼ばれました。現在も国や都市をタイ語で「ムアン」と呼ぶのは、この時の名残りからです。

ムアンは互いに争いを繰り返し、力の強いムアンが小規模のムアンを併合していきます。

こうして誕生した初めての「統一国家」が13世紀に興ったスコータイ王朝でした。以後、タイでは力を持った新しい王朝が古い王朝を倒し、国家を継承していきます。現在のチャックリー王朝は1782年に始まりました。

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