伝統的なタイ式ウェディングって?

コロナ禍にある今年は挙式数が激減していますが、本来なら乾季のタイは今、ブライダルシーズン真っ盛り。

タイ語で結婚式は「ピティ・モンコンソムロット」と言い、占いで縁起の良い日取りを決めて、新婦の自宅で挙式するのが昔ながらのやり方です。

結式へ向かう新郎を“通せんぼ”

結婚式は1日がかりで、当日の朝に僧侶を家に呼びタンブン(徳を積む)をすることからスタート。

その後、新郎や結納の品を手にした参列者たちが「カンマーク」と呼ばれる“花婿行列”を作って、新婦のもとへ向かいます。

ただし、道中では新婦側の出席者が紐で道を塞いだり、新婦にまつわるクイズを出題して行く手を阻むといったしきたりも。

あの手この手で新郎の手腕を試します。

無事に新郎が新婦の家に辿り着いたら、両親に挨拶をしていよいよ結納へ。

現金や金のアクセサリーなどの結納品を新婦側に納めた後、指輪の交換や聖水で身を清めるといった婚約の儀式を執り行います。

同僚や友人などの間柄なら、披露宴から出席するのが一般的です。

その際には目立つ服装は避け、事前に決められたテーマカラーに沿ったコーディネートを心がけましょう。

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