タイの有名なお化け「メー・ナーク」って?

まもなくハロウィンの季節がやって来ますね。

タイには様々なお化けや怪談話がありますが、なかでもタイで一番有名な幽霊として知られている「メー・ナーク」という女性の話を知っていますか。

プラカノンの村に住むメー・ナークは、夫が戦争に行っている最中、難産により赤ん坊と共に命を落としてしまいます。

しかし、彼女は夫への愛情と未練が残るあまり幽霊として現れ、村に災いをもたらしたと伝えられています。

 


 

メー・ナークは実在の女性だった

この出来事はラマ3世の治世(19世紀頃)に実際に起きた話だと信じられており、メー・ナークは実在する人物だったと言われています。

メー・ナークとされる女性の遺体は、オンヌット通りにある寺院「ワット・マハーブット」の墓地に祀られており、特に恋愛成就のご利益があるといわれ女性の参拝客が多く訪れるそう。

また、メー・ナークを題材にした映画が制作され、2013年に公開した「愛しのゴースト」はタイ歴代興行収入1位というメガヒットを記録しました。

ハロウィンのお供にぜひ鑑賞してみては。

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