真夏の都の夢

近年、夏空の様子もまさしく熱帯地域の雰囲気になりつつある
第3回

真夏の都の夢

写真・文/吉田一紀

この原稿を書いているのは、長かった梅雨が明けたばかりの8月初旬。東京の日中最高気温は36度を少し超えている。ニュースではまるで日課のように日本各地の猛暑の様子を伝えている。僕はタイで過ごすことも多いので暑さには慣れているつもりだが、ここ数年の東京の夏の暑さは尋常ではない。この時期は、はっきりいって東京よりもバンコクの方が過ごしやすい。

さて、来年の東京オリンピックは7月24日に開幕する。つまり東京の夏のど真ん中が開催期間となるわけだ。昨年のデータだと7月24日から8月9日までの17日間のうち、気温が30度を超えた日は12日間。最終日にあたる9日に至っては38度という猛暑日だった。だから屋外で行われる競技は、そんな猛烈な暑さとの闘いともいえる。そして選手だけではなく、観客の方も暑さ対策を忘れてはならないだろう。少し前に東京都がアナウンスして話題となったへんてこな三度笠も、もしかしたら大活躍するのかもしれない。

東京都は会場周辺でのミストシャワー設置、路面の温度上昇を抑える特殊舗装、さらには打ち水の普及などを計画している。そんな東京オリンピックが成功し、真夏開催の試金石となれば、常夏のタイでオリンピックが開催されるのも、そんなに遠い日のことではないのかもしれない。

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