タイの“なでしこ”が初のW杯出場

タイの“なでしこ”が初のW杯出場

男女とも成し遂げられなかった快挙を、遂にタイ女子サッカー代表が達成した

先月ベトナムで開催された「AFC女子アジア杯 2014」。5位に入ればW杯の出場権を得られるという大舞台で、タイ女子代表チームが快挙を成し遂げた。21日、タイは開催国ベトナムを相手に奮闘を見せ、2対1で勝利。見事5位となり、2015年カナダで開催されるW杯の出場を決めた。

「タイ女子代表がW杯へ行くなんて、夢のまた夢」。こんな言葉が世間に出回るほど、“弱小チーム”と位置づけされてきた。かつて、1983年に女子アジア杯 (出場国 タイ、インド、マレーシア、シンガポール、香港、フィリピン)で優勝しアジアで強豪とされるも、その後はグループリーグ敗退、不参加など低迷が続き、1998年には北朝鮮チームに15対0という屈辱的な大敗を喫している。

しかし、いまのタイ代表には、海外で活躍する選手が現れ始めている。10年以上代表を背負い、現在キャプテンとしてチームを引っ張るナパット・シーセーム選手と、今回のベトナム戦でゴールを決めたカーンチャナー・サングン選手は、昨年まで日本のスペランツァFC大阪高槻に所属していた。また、キーマンとして忘れてはならないのが、ヌアンパン・ラムサム監督と、ヌルンタイ・サトーンヴィアンコーチだ。美人として知られるヌアンパン監督は、過去、民主党副幹事長のアシスタントを務め、現在も高級ブランドの輸入会社を経営する実業家で、5年にわたり資金面などでチームを支え続けてきた。プレーの指揮をとるヌルンタイコーチは今年就任したばかりだが、タイの大学College of Asian Scholarsチームのコーチ時代には、5年連続で優勝するなど好成績を収めている。経営、指導の両面から強力なサポートがあったからこそ、ここまで成長できたと、代表選手も口を揃えている。

タイ女子代表は、今年9月のアジア競技大会(韓国)に出場後、ドイツやイギリスなどヨーロッパ遠征を行い、イギリス代表との強化試合を予定している。女子W杯カナダ大会は来年3月に開幕。タイが、どんな結果を残せるのか。真価が問われる大舞台を前に、更なるステップアップに力を注いでいく。

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