4G開始までカウントダウン

勝者はAISとTrue。会社の命運を懸けた戦い。
夜通し2日間に渡って繰り広げられた周波数争奪戦

4G(第4世代)の通信規格をめぐって仁義なき戦いがはじまった。初戦となった11日、タイ国家放送通信委員会(NBTC)が周波数1800MHz帯を使った4Gサービスの入札を実施した。名を連ねたのは、タイ携帯電話キャリアBIG3のアドバンス・インフォ・サービス(AIS)、トータル・アクセス・インフォメーション(DTAC)、トゥルー・ムーブ(True Move H)に加え、IT会社ジャスミン・インターナショナルの4社。そのうち、2社が栄光を勝ち取る(落札)サバイバルだ。午前10時のゴングとともに、各社一斉に応札する。最低価格は、周波数1本あたり159億バーツで、最高値を提示した2社に免許が交付される。地元メディアによると、予想に反して、早々に白旗を上げたのは、BIG3の一角を担うDTAC(175億400万バーツ)。その後も、凄まじい攻防が繰り広げられ、すぐに200億バーツを突破。各社ともに譲らず、値ばかりが上昇する。開始から11時間が経過し、締め切り予定の21時を過ぎても決着せず、入札は夜通し続けられた。そして、翌12日の夜、穴馬勢力のジャスミンが脱落し、ついに決着がついた。勝者(落札)は、AIS(落札額409億8600万バーツ)とTrue Move H(同397億9200万バーツ)。実に、最低落札額の倍以上となった。今後、2社はNBTCに対し、3ヵ月以内に落札額の半分を支払い、残りはサービス開始後。最短で3ヵ月後には、タイで4Gサービスが開始される。入札前から4Gサービスで出遅れ感があり、業界関係者からは「いくら払っても欲しいはず」と揶揄されていたAIS。同社のソムプラソン副会長は「値段は想定内」と安堵の表情を浮かべた。「DTACが手を下ろしたのは、もともと1800MHz帯を保有し、NBTCから4Gへのアップグレードの許可を得ているからだろう」(事情通)。いずれにせよ、初戦は終わった。次の戦いは12月15日に予定される900MHz帯の入札(2社割り当て)。予想落札額は2社で500億バーツに上るといわれているが、次回も長丁場になることは必至だ。

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