今週末は旧正月!

観光収入は安定も、国内消費の伸び悩みに懸念

いよいよ、中国の旧正月「春節」を迎える。

今年は1月24〜30日の7日間の連休となり、中国本土では延べ14億人が恒例の“大移動”を繰り広げる。

例年、目を疑うほど帰省客でごった返す駅の様子など笑いと感動が混在したニュースが届けられるが、近年は中国人旅行者の動向も世界の関心を集めている。

上海に本拠地を置くオンライン旅行会社「Ctrip」によると、今年の旧正月の人気旅行先は日本がダントツだという。

待望の東京オリンピックの開催に加え、昨年7月より中国人観光客に対するオンラインビザ申請を導入したことも追い風となり、例年より多くの中国人旅行者が日本を訪れる見込みだ。

一方、昨年まで首位だったタイはバーツ高による商品や旅費の高騰などが影響し、2位にランクダウン。
しかしそれほど大きな痛手とはならず、7日間で延べ31万2000人の中国人観光客がタイを訪れ、観光収入も83億B(約304億円)と、昨年比2%程度の微増が期待されている。

またタイ国政府観光庁では、同期間中の観光収入総額は昨年とほぼ横ばいになるだろうとの見込みを示す。

しかし気がかりなのは、タイ人一般家庭における旧正月に向けた支出や国内観光が控え目になると予測されることだ。

旧正月が華人系タイ人にとって大切な伝統行事であることには変わりないが、長引く不景気や、昨年の干ばつの煽りを受け、お供え物の野菜や果物の価格が軒並み値上げ。

今年は豚肉も値上がりしているため定番の子豚の丸焼きを買い求める家庭は少なく、スーパーやレストランチェーンなどで安価なお供えセットを購入して済ませる人々も増えるとし、例年より簡素な旧正月になるという見立てのようだ。

とはいえ、今年はタイと中国の外交45周年となる節目の年。
チャイナタウン(ヤワラート)では中華人民共和国文化観光部との共催による交流イベントが行われる他、「サイアム・スクエア」でも盛大な祭りを開催予定。

パーッと賑やかに旧正月の訪れを祝い、2020年の福を呼び込みたいものだ。

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