タイを救うかワクチン事情

政府が2月からワクチン接種を開始 コロナ終息への切り札となるか

新型コロナウイルスが世界中に蔓延してすでに1年以上。

タイでは市中感染を比較的抑え込んできたが、昨年末以降に再び感染が拡大している。

そんな中、新型コロナウイルスのワクチン登場のニュースがにわかに多くなってきたのも確かだ。

現在、開発に特に成功しているワクチンは世界で6種類あるとされ、米国ファイザーとドイツ・ビオンテックによる「mRNAワクチン」、米国モデルナの「mRNAワクチン」、英国アストロゼネカとオクスフォード大学による「ウイルスベクターワクチン」、ロシア国立ガマレヤ研究所の「ウイルスベクターワクチン」、中国バイオテクノロジー研究所の「不活性ワクチン」 、同じく中国シノバック・バイオテックの「不活性ワクチン」などが、すでにさまざまな国で接種され始めている。

タイでは政府が5日、2月からコロナワクチン接種を開始すると発表。

まずは中国シノバック・バイオテックのワクチン200万回分を調達し、医療従事者や合併症リスクが高い患者、感染者が急増している地域の住民などを優先して投与する予定だ。

また、今年半ばには英国アストロゼネカ社から技術移転を受け、ワクチン2600万回分を国内生産する計画も進んでいるという。

ワクチン接種の運用に関するガイドラインも急ピッチで行われていて、国際基準に従い疾病予防局とタイ政府薬事機構が一体となり、全国11000カ所の公的医療機関で接種が可能となる。

これによりワクチン接種を受けられるのは国民のおよそ50%。

人口の半数で果たして大丈夫なのかというと、それについて医療科学局は「国民の100%がワクチン接種をしなくても半数が免疫を持つことで、ウイルスが感染を拡大させる力を減衰させコロナは終息する」とコメントしている。

こうしてタイ国民はワクチン接種を無料で受けられるようになるが、気になるのはやはりタイ在住の外国人。

私立病院にワクチン接種の許可が下りるまでもうしばらく待たなくてはならないようだが、ワクチンがコロナ禍を終わらせる切り札になることを願っても止まない。

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