【第3回】貯まった外貨を日本円に換えるタイミングは?

日本人ファイナンシャルプランナー(FP)が多数在籍。 帰国後も安心サポートの「Insurance 110」(インシュランス・ワンテン)に多く寄せられている疑問や、皆さんが知りたいであろう情報を載せていきますので、是非ご覧ください。

【第3回】貯まった外貨を日本円に換えるタイミングは?

Aさん

コロナで海外旅行に行けないし、飲み会も以前に比べ減ったのでタイバーツが結構貯まってきたんですよね。日本円に変えようか悩んでいますが、いつが良いでしょうか。

FP近藤さん

そもそも日本円に換える必要はないですよ。

もちろんすぐ使う予定の資金は別ですけど・・・。

Aさん

え? 将来住むのは絶対に日本なので、日本円を貯めるのは当然じゃないですか? 外貨なんて持っていても日本で使えないんだから意味ないと思いますが。

FP近藤さん

はい、私もAさんと同じで以前はそう思っていた一人です。全ての物事を日本円ベースでしか考えていませんでした。将来住むのは日本ですし、ほとんどの日本人の方は当然日本円が必要です。ですので、ある程度の日本円は確保しておく必要があります。しかしながら、円に偏りすぎてもよくないですね。理由はいろいろありますが以下の通りです。

①安全通貨と言われていた『日本円』がコロナでは意外と買われなかった。

かつては有事の円買いと言われていましたが、今回のコロナショックでは米ドルに資金が流れていきました。想定できないリスクの前では、基軸通貨の『米ドル』となってのかも。今後安全通貨としての立ち位置が失われると、長期的に円安傾向になる可能性も十分に考えられます。

②日本は輸入に頼っている

日本は資源国ではないのでそのほとんどを輸入に頼っています。仮に今後円安になった場合は当然輸入品の価格は上がります。このあたりはジワリジワリと影響が出てくるので、なんだか前より生活がキツくなってきたな〜って感じることになるでしょう。為替の動きに関してはいろんな要素がありますので将来どうなるというのははっきりわかりません。わからないからこそ、どちらの通貨が不利になっても困らないように分散しておくことが重要ではないでしょうか。

Aさん

なるほど、分散しておくことが大事なのですね。

FP近藤さん

海外駐在期間はボーナスタイム! 外貨を稼ぐ絶好のチャンスなのですから。また、実は皆さん、たくさんの日本円資産を既に保有しています。

Aさん

いやーお恥ずかしい話、

実はまだあまり大きな額の貯金はなくて…

FP近藤さん

預貯金だけが資産ではないですよ。将来もらえる権利があるものをお忘れでは無いでしょうか。

年金 退職金 持ち家 不動産 親の遺産

少なくとも駐在員であれば、日本の年金はありますよという方がほとんどだと思います。今の年金で計算すると平均約21万円/月(夫サラリーマン、妻が専業主婦と仮定)が受け取れています。21万円を平均寿命まで生きた場合、ざっくり計算で少なくとも5,000万円くらいは日本円資産を保有しているということです。この辺りのお話しはまた別の機会で。

Aさん

なるほど、どうせ換えるなら

外貨のまま保有しておくのもアリですね。

FP近藤さん

また、基軸通貨の米ドルならいろんな運用商品がありますので、

ただ置いておくだけでなくしっかりと運用も考えた方がいいですね。


保険の110番ファイナンシャルプランナー 近藤さん
近藤さん ファイナンシャルプランナー
■趣味■
ソフトボール・魚釣り

■得意分野■
海外駐在員の個人資産運用 法人を活用した経営者の退職金運用プラン 海外を活用した富裕層向け相続対策

■経歴■
日本の大手企業で5年間海外駐在を経験した後、自身でも興味のあった海外での資産運用という部分を極めてみたくなり転職。2014年より香港で「海外に住む日本人だからこそできる」資産運用を伝えている。

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