日本人ファイナンシャルプランナー(FP)が多数在籍。 帰国後も安心サポートの「Insurance 110」(インシュランス・ワンテン)に多く寄せられている疑問や、皆さんが知りたいであろう情報を載せていきますので、是非ご覧ください。

【第22回】男性目線から考えるジェンダー問題と生命保険

Aさん

いつになく難しい問題に切り込んでいますね。

伊奈さん

昔の日本では、男は外で働きに出て、女は家事をするって考えが浸透していました。しかし、ここタイでは女性の社会進出は進んでいて、世界の中でもトップクラスだと言われています。

Aさん

確かに街中で働いているのは、

女性の方が多そうですね。

伊奈さん

とある調査によると、タイの管理職における女性の比率は37%で、日本はなんと7%だそうです。

日本でも少しずつ「専業主夫」が増えてはいますが、今だに男が働いて、女は家を守るという前提でできているのが遺族年金です。

Aさん

遺族年金って、

一家の大黒柱が亡くなった場合に受け取れる年金ですよね?

そういえば一家の大黒柱が男とは限らないですよね?

伊奈さん

2014年3月までは遺族年金の対象は「子のいる“妻”」か「子ども」に限られていて、「子のいる“夫”」は受給資格すらありませんでした。

2014年4月からは「子のいる配偶者」に変わっています。

これは国民年金部分のみです。

会社員には遺族厚生年金というのも払われますが、これに関しては「夫」が対象となるのは、亡くなった妻が55歳以上という制限があり、しかも受給できるのは60歳になってからとなります。

さらに 「中高齢の寡婦加算年金」という金額が上乗せされる制度があるのですが、対象は「妻」であって「夫」ではありません。

Aさん

ちょっとずつ改善はされているようですが、

まだまだ根強く残っているんですね。

伊奈さん

ですので専業“主夫”は“主婦”よりも多くの保障が必要になってきます。

また、専業主夫ではないにしろ、夫婦共働きで生活が成り立っている家庭は、お互いに生命保険をかける必要がありますね。

その家庭、その時代にあったライフプランニングは、ぜひ私までご相談ください。


伊奈さん ファイナンシャルプランナー
タイ在住13年

■趣味■
バトミントン テニス ウエイクボード 将棋 タイ語 釣り その他10種以上

■得意分野■
海外駐在員の個人資産運用、医療保険、火災保険、ゴルファー保険の個人向け保険 保険全般幅広い知識からのワイドサポート タイの病院選びサポートなど

■経歴■
日本大手店舗内装会社に勤務16年(47都道府県全てにshop作り) タイで農業6年(イチゴや日本の野菜10種以上)
現在保険金融業8年 タイに居ながら色んな保険を比較検討しお客様にご紹介しています。 お客様サポートNO1を目指し、より人生を長く幸せに暮らしてもらう為に日々取り組んでおります。

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