国民的アイドルBNK48で 日本とタイの架け橋になる

小学6年生からタイで暮らし、在タイ10年。「日本とタイを繋ぐ仕事がしたい」。
いつの日からそんな想いを抱くようになった大久保美織さんは2016年12月、
BNK48のオーディションに合格。アイドル3年目を迎えた彼女が描く未来とは。

教員を目指し、大学受験を控えていた高校3年生の頃。好奇心から応募したというBNK48のオーディションを通過し、美織さんの人生は一変しました。「受かるなんて予想もしていませんでしたし、正直戸惑いもあったんですが、BNK48として活動できるのは今しかないと思って。後悔したくなかったんです」。
レッスン初日、美織さんはその場で大号泣したと苦笑い。「当時タイに8年も住んでいたのに、与えられたタイ語の曲が全然唄えなくて……。ただただ悔しくて涙が溢れてきました」。そんな彼女を支えたのは、出会ってすぐのメンバー。自身もタイ語の歌詞にふりがなを書き、耳と目、両方から覚えていったのだそう。
「タイ語が理解できず辛かったですが、今ならその時期も必要だったと言えます。話せない分、表情やパフォーマンスを磨こうと強く思えたし、ファンの方々も日本語を覚えてくれたり歩み寄ってくれて、絆が深まりました」。
アイドルにならなければ決して体験することはなかった、多くの声援を受けて美織さんは邁進。初期から選抜メンバーに名を連ねてきましたが、今年1月に初開催されたBNK48選抜総選挙では、選抜16人を逃す20位という結果に。「悔しさと共に、生活費を削るなどファンの方に大変な思いをさせてしまっている申し訳なさも正直ありました。多くの支えをもらっている分、私もそれに応えていきたい」。
日本の魅力を紹介するタイのTV番組「ii ne JAPAN」ではメンバーと北海道を訪問

長く愛されるグループを
目指して、自分ができること

結成当初、AKB48のファンがBNK48を“応援してくれている”状況だったと過去に話していた美織さん。2017年に発売された「恋するフォーチュンクッキー」をきっかけに、グループは国民的アイドルへと飛躍。活動の場は急増し、BNK48の純粋なファンも増えて来たと人気の高まりを実感する一方で、グループ全体に初期のひたむきさが薄れていると現状を危惧。
「タイのアイドルグループも増えていますし、この人気がいつまで続くか分からない。今に満足せず、もっとメンバー同士が刺激し合い、切磋琢磨していかなきゃ」と表情を引き締めます。
2期生加入後はサポートに回る場面も増え、踊れないメンバーがいたら一緒に練習し、ステージなどで控えめなメンバーには発言できるよう声掛け。また前に立つタイプではないながらも、時に厳しいひと言を発することもあるのだとか。「2期生には特に、今後のグループを引っ張る気持ちで頑張ってほしい。それが3期、4期……と続いて、何十年か後でもBNK48の姿を目にしたいですし、長く愛されるグループでありたいですから」。
そんな俯瞰の目でグループを見つめながら、自身については個性の弱さを指摘。思い悩むこともあったと胸の内を明かします。「歌やダンス、料理など他のメンバーに比べて私には個性がない。考えた末に辿り着いたのが『人生の半分以上をタイで暮らす日本人アイドル』ということでした。自分のバックグラウンドを認識し、改めて日本とタイの魅力を発信できる存在になりたいと心に刻みました」。
その想いに呼応するように、今年スタートした日本各地を紹介するTV番組「ii ne Japan(いいね・ジャパン)」にメンバーと出演中。また、バンコク大学での学生生活を通して新たなタイを発見し、映像関連の取り組みにも挑戦しているのだそう。アイドルとして、大久保美織として、模索しながら唯一無二の道を歩みます。


PROFILE
大久保 美織
Miori Okuboi
1998年、茨城県生まれ。BNK48第1期生。2009年、親の仕事に伴い来タイ。17年、BNK48オーディションに合格し、アイドルとして活動を開始。18年、AKB48グループの舞台「ロミオとジュリエット」にベンヴォーリオ役で出演。好きな食べ物はせんべい。


2ndアルバム 「JABAJA」発売
8月リリース予定
現在、予約受付中!
過去のリリース曲に新曲を加えた「JABAJA(ジャーバージャ)」は、通販サイト「SHOPEE」にて予約受付中。また今年6月に結成が発表された姉妹グループ「CGM(チェンマイ)48」も要チェック! グループの最新情報は下記でご確認を。
[問い合わせ]
Website:www.bnk48.com
Facebook:BNK48/CGM48


編集部より
デビュー時から今まで計3回インタビューしてきた美織さん。1人に複数回話を聞く機会は意外と少なく、さまざまな変化を感じられた貴重な取材でした。記念すべき100回目の登場、ありがとうございました(山形)


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