【インドネシア】上汽通用五菱の現法、タイ・マレーシアへの輸出を検討

【亜州ビジネス編集部】

中国・上汽通用五菱のインドネシア生産子会社、SGMWモーター・インドネシアは、タイとマレーシアへの車両輸出と現地での販売について検討するという。マレーシアの自動車組み立て・販売大手タンチョン・モーター・ホールディングスと1日、両社共同による事業化調査の実施について覚書(MOU)を交わした。MOUの期限は来年末としている。

上汽通用五菱には、中国自動車最大手の上海汽車集団(SAICモーター)と、シボレーブランドを持つ米ゼネラル・モーターズ(GM)、中国の広西汽車集団が出資している。

SGMWモーター・インドネシアはジャカルタ東郊の西ジャワ州ブカシで年産能力12万台の工場を操業しており、タイへは昨秋からシボレー車を輸出していた。ただ、GMがタイ市場からの撤退を決めており、輸出は今年4月を最後に止まっている。


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