【中国】中国GDP成長予想を上方修正、21年6.9→7.9%に

【亜州ビジネス編集部】

世界銀行は6日、中国の2021年の国内総生産(GDP)成長率予想を7.9%と予測し、昨年6月時点の予測値(6.9%)から1.0ポイント上方修正した。

コロナ禍で抑圧されていた需要の放出に加え、生産・輸出の回復ペースが予想より速い点を反映させている。中国の貢献により、東アジア・太平洋地域のGDPは7.4%の伸びを示すと予測した。

世銀はこの日、半期に1度の世界経済見通し(GEP)を発表。世界全体の21年GDP成長率については4.0%を予測し、昨年6月時点の予測値(4.2%)から0.2ポイント下方修正している。22年は3.8%成長を見込んだ。

他の主要国については、米国の21年GDP成長率が3.5%になると予想(20年推計値はマイナス3.6%)。また、欧州連合(EU)は3.6%(同マイナス7.4%)、日本は2.5%(同マイナス5.3%)と予測している。


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