【中国】広州開発区が先進IT促進、1兆元級産業クラスター構築へ

【亜州ビジネス編集部】

広東省広州市の広州経済技術開発区(広州開発区)は向こう5年間(2021〜25年)に「黄埔製造万億プロジェクト」を推進し、先進IT産業を中心に自動車、新素材分野の製造業などの発展を加速する構えだ。

区内に総額1兆人民元級の産業クラスターを形成する。経済日報が25日付で伝えた。

うち先進IT産業ではハイエンド製造業の代表格として、集積回路(IC)チップや新型ディスプレー、5G関連の製品製造の拡大を促進。国内メーカーを育成するほか、世界大手の海外企業を誘致し、川上から川下までの産業チェーンを構築する。

年間生産額を3000億人民元(約4兆9000億円)に引き上げる方針だ。自動車と新素材の年間生産額はいずれも2000億人民元規模に拡大。ほかにクリーンエネルギーやバイオ技術、健康食品、設備製造の4分野でも年間売上高を各1000億元規模に拡大することを目標に掲げた。


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