【ベトナム】三菱HCキャピタル、地場チュンナムの風発会社に出資

【亜州ビジネス編集部】

三菱HCキャピタルは14日、再生可能エネルギー発電子会社の日立サステナブルエナジー(HSC)が、ベトナムの風力発電市場に参入すると発表した。

地場チュンナム・コンストラクション・インベストメントの風力発電子会社に35.1%出資。HSCはホーチミン市に駐在員事務所を開設し、新規事業の共同開発などを視野にチュンナムとの提携を強化する。

中南部ニントゥアン省に本拠を置くチュンナム・ウインド(TNWP)に出資した。同社は総出力151.95メガワット(MW)の発電所を擁し、ベトナム電力グループ(EVN)と20年間の売電契約を締結。年間発電量は4億3200万キロワット時(kWh)に上る。

チュンナム・グループは水力発電や太陽光発電も手掛けており、発電所の総出力は1000MW。再生可能エネルギー分野では国内最大手とされる。2027年には総出力1万MWを目指す。


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