【中国】コバルト値上がり持続、トン当たり657万円

【亜州ビジネス編集部】

コバルト相場の上昇が続いている。広東広晟有色金属集団有限公司傘下の南儲倉儲管理有限公司が提示する広東省のトン当たり現物価格は5日、純度99.8%以上のコバルトで38万3000人民元(約657万円)に達した。

直近安値(4月26日の34万4000人民元)比で11.3%、7月1日比で2.1%ずつ上昇している。生意社による情報として、経済参考報が6日付で伝えた。

三元系(ニッケル・マンガン・コバルト)電池の主要原材料となるだけに、コバルトの価値は世界的に見直されている。

電池の安定性向上、カソードの腐食抑制、充電速度の短縮などの役割をもつ。需要の伸びが持続するなか、2023年には供給不足の状況となる可能性が高いという。

中国企業はコバルトの確保に積極的だ。業界大手の浙江華友鈷業(603799/SH)は先ごろ、コンゴ民主共和国に保有するコバルト鉱山「PE527」に関し、潤沢な埋蔵が見込まれていると指摘。投資家の質問に応じ、採掘期間(〜2024年4月3日)の延長は可能と説明した。コバルトは世界の生産量6割、埋蔵量5割をコンゴ一国が占めている。


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