【ベトナム】日陸が化学品専用倉庫、ハノイ近郊で11月開業

【亜州ビジネス編集部】

化学品物流の日陸(本社:東京都千代田区)は、ハノイ市近郊のフンイエン省で11月に省政府公認の化学品専用倉庫を開業すると発表した。

保管製品ごとの申請と許可が必要ない倉庫で、同様の化学品専用倉庫はベトナム国内初になるという。

合弁会社のNRSライザ・ロジスティクス・ベトナムがミンクアン工業団地内に倉庫を設ける。敷地面積は1万2000平方メートル。11月に営業を開始する第1期の延べ床面積は1200平方メートルで、2023年に着手する第2期では3900平方メートルまで広げる。

ハノイ首都圏と主要港のハイフォン港を結ぶ国道5号線沿いに立地しており、ノイバイ国際空港へのアクセスにも便利という。

新倉庫は、日本の消防基準と日陸が培ってきたノウハウを基にした安全基準で設計されており、ベトナムの各種法規にも準拠。日本人スタッフが常駐し、日本品質の管理体制で安全なサービスを提供するとしている。危険物輸送などを手掛ける別の子会社の事業と合わせ、現地の顧客に総合的なサービスを提供する。


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