【ベトナム】国際線定期便、来年1Qから再開を提案

【亜州ビジネス編集部】

運輸省は8日、日本を含む15カ国・地域との国際線定期便を2022年第1四半期に再開する計画案を首相に提出した。

国際航空便による外国人の受け入れは今月から試験的に始まっているが、まだチャーター便に限られており、来年からは定期便も再開する方針だ。ベトナムプラスが9日付で伝えた。

定期便の再開は3段階で進める。来年第1四半期からの第1フェーズでは、◆中国◆香港◆台湾◆日本◆韓国◆タイ◆シンガポール◆マレーシア◆ラオス◆カンボジア◆フランス◆ドイツ◆ロシア◆英国◆豪州――の15カ国・地域との便を再開する。ただし便数は最大週4便に限定。

また、到着後の隔離措置を設ける。新型コロナウイルスワクチンを2回接種したか、感染後に回復した乗客には7日間、ワクチンを2回接種していない乗客には14日間の隔離を求める。

第2四半期からの第2フェーズでは運航数を最大週7便まで増便。また、ワクチンパスポート保有者には隔離措置を免除する。第3四半期からの第3フェーズでは、運航路線や運航数を需要に応じて調整。国内のワクチン接種率や世界の感染状況を見ながら、コロナ前の状況に戻していく。


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