【インドネシア】新車の奢侈税減免措置、政府が延長決定

【亜州ビジネス編集部】

政府はこのほど、2021年末を期限としていた一部自動車に対する奢侈税(PPnBM)の減免措置を延長する決定を下した。ジャカルタグローブが17日付で伝えた。

価格が2億ルピア(約160万円)未満の新車については、通常3%の奢侈税を3月末まで免除する。第2四半期には1%、第3四半期には2%へと徐々に引き上げ、第4四半期には通常の3%に戻す。

2億〜2億5000万ルピアの新車については、通常15%の奢侈税を3月末まで半減(7.5%)する。4月からは通常の15%に戻す。

新型コロナウイルス禍下での消費低迷を受け、政府は昨年3月、中所得層の購買意欲を刺激する狙いで新車の奢侈税減免を開始。いったんは予定通り8月末で終了したが、商業省が継続を要請する中、さらなる消費刺激に向けて昨年末まで期限を延長していた。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る