【亜州ビジネス編集部】
政府は、入国前の新型コロナウイルス検査を15日から不要とした。国内の感染者が激減し、重症者や死者も減っていることが背景にある。これまでPCR検査の場合は入国前の72時間以内、抗原検査の場合は24時間以内に受けた検査の陰性結果を提出する必要があった。ベトナムニュースなどが伝えた。
国内では3月半ばから感染者数が右肩下がりで、政府は規制緩和を続けている。新型コロナワクチンの投与回数は13日時点で2億1650万回に上り、2回以上接種した人は人口の7割の6870万人に上る。
なお政府は1月に国際線の定期便を約2年ぶりに再開。2月末までに20カ国・地域との間で運航した。3月15日からは、新型コロナで一時停止していた日本や韓国など13カ国に対するビザ免除措置を再開し、本格的に外国人観光客の受け入れを再開している。