【中国】データ海外持ち出し新規定、9月1日施行

【亜州ビジネス編集部】

中国のネット規制当局、国家互聯網信息弁公室(国家インターネット情報弁公室:CAC)は7日、「数据出境安全評估弁法」(データ越境安全評価弁法)を公布し、9月1日付で施行すると発表した。同弁法は海外へのデータ持ち出しに関する規定。一定規模の個人情報を海外に持ち出す場合、審査を行うことを義務付けるなどしている。


同弁法によると、審査の対象となるのは、下記など。

◆100万人以上の個人情報を扱う事業者

◆前年1月1日から累計10万人以上の個人情報を海外に提供する事業者

◆1万人以上の「敏感な個人情報」(指紋など)を海外に提供する事業者


国家安全保障の観点などから審査し、データ持ち出しの可否を判断する。審査結果の有効期間は2年間とした。


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