【亜州ビジネス編集部】
中国の首都、北京市で新型コロナウイルス対策が緩和された。
同市当局は6日、スーパーマーケットやオフィスビルなど大半の公共施設の入場時に義務付けていたPCR検査陰性証明の提示を同日付で不要にすると表明。健康コードをスキャンすることで入場を可能とする方針を明らかにした。社区に入る際についても、陰性証明の確認を不要とし、常住住民は健康コードのスキャンも不要とした。
また、証券時報などの現地メディアによると、火鍋チェーン「呷哺呷哺」を展開する呷哺呷哺餐飲管理(シャブシャブ・ケータリング・マネジメント)は6日、店内飲食の再開を認める当局の通知を受け取ったことを明らかにしている。これを受けて同社は、北京市内の「呷哺呷哺」を含む複数ブランドの店舗100カ所近くについて、コロナ対策を徹底した上で随時、店内飲食を再開していく方針を表明した。
さらに現地メディアによると、北京首都国際空港のターミナルビルに入場する際にも、6日付でPCR検査陰性証明の提示が免除されるようになった。