【中国】テスラが110万4622台リコール、事故リスク軽減へ

【亜州ビジネス編集部】

今年5月の中国自動車製品のリコール台数が急増しそうだ。現地法人の特斯拉汽車(北京)有限公司、特斯拉(上海)有限公司を通じ、テスラ(TSLA)は合計110万4622台をリコールする。

対象は2019年1月12日から23年4月24日に生産された海外輸入車「Model S」「 Model X」「Model 3」、中国現地生産車「Model 3」「Model Y」。

5月29日から実施する。国家市場監督管理総局の欠陥産品管理センターが12日に通知した。

アクセルペダルを長時間強く踏んだ場合、充分な警告表示が表れない恐れがあるため。安全面を重視し、ソフトウエアを更新する。フトウエアやプログラムの不備を補うOTA(オーバー・ジ・エア)機能を使用し、問題を解消すると説明した。

中国全体の乗用車製品リコールは、今年に入り1月が30万6380台、2月が15万2618台、3月が19万3769台、4月が54万6202台で推移している。


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