【中国】上海市が最低賃金4%引き上げ、7月から月額5.37万円

【亜州ビジネス編集部】

上海市が7月1日から最低賃金を引き上げる。月額最低賃金は2590→2690人民元(約5万3690円)に100人民元(3.86%)引き上げた。最低時給は23→24人民元に1人民元(4.35%)調整する。人力資源社会保障局が6月30日に通知した。

2023年に入り最低賃金の引き上げを発表したエリアは、河北、安徽、貴州、青海、山西、陝西など。6月30日時点の月額最低賃金(1類地域)全国トップは2590人民元の上海で、これに深セン(2360人民元)、北京(2320人民元)、広東(2300人民元)などが続く。

最低賃金規則によると、最低賃金基準は少なくとも2年に1回調整される。月額の最低賃金基準は、現地就業者とその扶養家族の最低生活費、都市部消費者物価指数、従業員が納付する社会保険料と住宅積立資金、従業員の平均賃金、経済発展水準、就業状況などを参考に決定・調整されることになっている。


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