【マレーシア】米テスラが予約受け付け開始、まず「モデルY」

【亜州ビジネス編集部】

米テスラは、マレーシアで車両の予約受け付けを開始した。20日に予定される発表イベントを前に公式サイトで中型スポーツ多目的車(SUV)「モデルY」の予約を受け付けており、価格は19万9000~28万8000リンギ(約608万~880万円)としている。ポールタンが14日付で伝えた。

予約金は1000リンギで返金不可。いま予約すれば納車は来年初めになるとしている。公式サイトではセダン「モデル3」も紹介しているが、まだ予約は受け付けていない。

同社の東南アジア進出はシンガポールとタイに次ぐ3カ国目。両国でもモデルYとモデル3を販売している。

なおマレーシア政府は電気自動車(EV)普及に向けた優遇策を講じており、テスラ車などの輸入EVの輸入関税や物品税、道路税を免除している。ただ販売サービス税(SST)の免税はボルボの「XC40BEV」やメルセデス・ベンツの「EQS」など現地生産のEVのみ対象で、テスラ車は非適用となる。


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