【タイ】23年の日本食店数、8%増の5751店=ジェトロ

【亜州ビジネス編集部】

日本貿易振興機構(ジェトロ)は10日、「2023年度タイ国日本食レストラン調査」の結果を公表し、タイの日本食店数が前年比8.0%増の5751店に拡大したことを明らかにした。バンコク首都圏など大都市を中心に店舗数が増加。また、関係者への聞き取りでは、客足や売り上げが新型コロナウイルス流行前の8~9割の水準に回復したことが分かったという。

ウェブサイトなどでの店舗数調査を23年8~10月に、18社への状況聞き取り調査を11~12月に実施。日本食メニューが過半である店舗を集計した。店舗数は07年の745店から右肩上がりに増えている。

業種別の店舗数は「すし」が1372店で最多。ただ、前年比では4.1%減少した。これに懐石や総合和食店などの「日本食」が1354店(6.4%増)、ラーメンが741店(21.3%増)で続いた。

地方別の内訳は、バンコクが8.7%増の2602店、近郊5県が8.4%増の850店、その他地方が7.1%増の2299県だった。客単価別では101~250バーツが2040店で最も多く、これに251~500バーツが1333店で続いた。


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