【タイ】1月の輸出10%増、6カ月連続でプラス

【亜州ビジネス編集部】

商務省の23日発表によると、2024年1月の輸出額は前年同月比10.0%増の226億4990万米ドルだった。プラスは6カ月連続。旧正月の時期のズレが影響したと見られ、前月から伸びが加速した。輸入額は2.6%増の254億780万米ドル。貿易収支は27億5790万米ドルの赤字で、赤字幅は1年ぶりの大きさだった。

輸出額は8割を占める主要工業製品が10.3%増、2割弱の農産物・加工品が9.2%増と、そろって拡大。変動の大きい金と石油、武器を除く輸出額は9.2%増だった。

工業製品の輸出は、電子製品(18.1%増)や、建材に含まれる鉄・鉄鋼製品(106.3%増)がけん引した。電子は4カ月連続のプラスで、米国や中国、香港向けなどのハードディスク駆動装置(HDD、39.7%増)が大きく拡大。鉄・鉄鋼製品はシンガポールやインドなどへの輸出が伸びた。一方、車両・部品(4.7%減)は2カ月ぶりの前年割れで、乗用車、ピックアップトラックとも落ち込んだ。

輸出先国別では、主要国の大半で増加した。最大の米国(13.7%増)はコンピューター・部品や電話・部品、タイヤなどが好調。2番目に大きい中国(2.1%増)は果物やコンピューター・部品の伸びが輸出増に寄与した。3番目の日本(1.0%増)は鶏肉や電気製品、プリント基板(PCB)が好調だった。

輸入額は資本財(10.2%増)などが増加。原材料・半製品(10.4%増)は金の急増が全体を押し上げた。一方、車両・輸送機器(16.7%減)ではこれまで大きく伸びていた乗用車と商用車がマイナスに転じた。


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