【タイ】長安汽車の高級EVブランド、年内3~4店計画

【亜州ビジネス編集部】

タイ市場に昨秋参入した中国自動車大手の長安汽車は、タイで新たに投入を計画する高級電気自動車(EV)ブランド「アバター(AVATR、中国名「阿維塔」)」の発売時期が第3四半期になることを明らかにした。年内にバンコク都内で同ブランドの販売店を3~4カ所設ける。一方、発売済みの他ブランドの3モデルについては、2024年の販売台数を計2万6000台と見込む。17日付でプラチャーチャート・トゥラキットが伝えた。

アバターのディーラーは選定中で、高級ブランドのため販売実績などを慎重に考慮した上で選んでいるという。年内に都内で3~4店を開設した後、プーケットやチェンマイやなどに店舗網を広げる。

発売済みの「ディーパル(深藍)」ブランドのEVについては、販売店・サービス拠点の数を現在の全国20カ所超から年内に80カ所まで増やす目標。既に40社と契約を交わしており、目標達成は確実とみている。

24年の販売台数の内訳は、ディーパルの中型スポーツ多目的車(SUV)「S07」とDセグメントセダン「L07」が計2万台、3月に発表した新モデルの小型EV「ルミン(糯玉米)」が6000台を見込む。23年11月の市場参入後、これまで累計で約3000台を販売した。ほかに3月のモーターショーでは3073台の受注を得た。

東部ラヨン県で建設を進めている工場では、予定通り来年初めに出荷を開始できる見通し。昨年11月に着工し、現在の工事の進ちょく率は25%に達している。第1期の年産能力は10万台。海外初の右ハンドル車工場としてタイ国内や東南アジアなどに出荷する。部品の現地調達率は50%を目指す。


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