【タイ】BYD車販売の地場レバー、EV路線バスを試験運行

【亜州ビジネス編集部】

中国電気自動車(EV)最大手の比亜迪(BYD)の販売代理店である地場レバー・グループは、BYDの電気バス「B70」を使った無料の乗り合いバスサービスをトンローで提供する。運行期間は4月1~30日で、電気バスの利便性をアピールする狙い。

BYDの小型商用車やバスを販売する傘下のレバー・コマーシャル・ビークルズを通じて事業を手掛ける。使用するバスは定員36人で、航続距離は150キロメートル。区間は、BTSトンロー駅とトンロー船着き場を結ぶトンロー通り。営業時間は午前6時~午後9時。

レバー・グループは、自動車販売・部品大手のサイアム・モーターズ(SM)グループの創業家であるポンプラパー財閥が設立。傘下のレバー・オートモーティブを通じて、2022年にタイのBYD乗用車の販売代理店となった。レバー・グループの企業ではほか、昨年8月設立のレバー・バス・アンド・トラックがBYDの電動トラックと電気バスの組立工場の建設を計画。先月末にBYDと合意書を交わした。


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