タイ上場企業の今がわかる!タイ王国業界マップ【FILE 09-1 2部セクター(MAI):農業分野】

gyokai_title

第1章SETが終了し第2章スタート!
MAI(Market for Alternative Investment)

前回までのタイ証券取引所一部市場SET(Stock Exchange of Thailand)が終了し、今週号からタイ証券取引所二部市場「MAI」を解説。SET市場が原則3年以上の事業継続や3,000万バーツ以上の利益が求められるのに対し、MAI市場では継続事業要件が2年以上と短縮されるほか、利益の金額要件などが緩和されている。タイ証券取引所で上場できるのはタイ公開株式会社法に基づき設立された会社で、Company Limited(株式会社)の前にPublicが付く会社となる。

タイの二部(MAI)農業セクターでは7社が上場している。アビコ・ホールディングス(ABICO)は酪農・乳製品を生産、OEM製造なども扱う食品系企業で、タイ国内で流通する乳製品を多数生産している。エボリューションキャピタル(E)は外食・不動産投資をメインとし、カフェチェーンのThe Coffee Bean、ピザのドミノピザなどを展開している。2016年7月に同社はFood Capitals(FC)へ社名と証券コードを変更している。タイ・ハー社(KASET)はタイ米販売、輸出を行っていて“Kaset”ブランドが有名。TACコンシュマー社(TACC)はタイのコンビニエンスストア内のコーヒー飲料を扱っている企業でその他、食品・飲料などを展開している。ホットポット(HOTPOT)はタイ人の好むタイスキチェーンで有名でCOCAスキ、MKレストランなどと並ぶ大手外食レストランである。

Abe’s Check!

MAI市場の総合指数は2014年度700.05ポイントであったのが522.62ポイントまで下落。マイナス25.3%下落した。15年度は新規に13社が上場。同市場は04年に発足、上場基準は緩やかで中小企業中心に上場をするケースが多いのが特徴である。同市場には、農業(AGRO)、消費財(CONSUMP)、金融(FINANCIAL)、工業(INDUS)、不動産・建設(PROPCON)、資源(RESOURCE)、サービス(SERVICE)、IT技術(TECH)と分類されている。

 


阿部俊之
ASEAN JAPAN コンサルティング社代表取締役。市場調査、分析、マーケティング、企業設立を得意としASEAN経済共同体(AEC)向け市場マップを配布中。 TEL 02-612-7323 E-mail info@asean-j.net ※資料請求はこちらへ

 

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る