【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶ソーラーフロンティア

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

太陽光発電施設が竣工
中部バンプー工業団地に

昭和シェル石油の子会社で太陽電池大手のソーラーフロンティアは6日、タイのデルタエレクトロニクスと共同で、バンコク近郊のバンプー工業団地にあるデルタエレクトロニクスの工場敷地内に、合計510キロワットの太陽光発電施設を竣工させたと発表した。年間発電予想量は793メガワットで、全量をデルタエレクトロニクスが自家消費する。
今回のプロジェクトは、ソーラーフロンティアがCIS薄膜太陽電池を供給し、建設は、現地の太陽光発電EPC専門会社であるエナジープロコーポレーションが担当。デルタエレクトロニクスの2つの工場の屋上と駐車場に設置した。
ソーラーフロンティアの黒田雄一執行役員は、「タイは太陽光発電による総電力量を2036年までに6ギガワットへ引き上げることを目標としており、太陽電池市場のポテンシャルは膨大です」と意欲を語った。
パワーコンディショナは、デルタエレクトロニクスの親会社であるデルタ電子が開発したトランスレス方式シリーズ(PRI M50A、PRI-M20A)を採用し、業界で最高レベルの発電効率を実現。PRI M50Aモデルは、世界で最小かつ最軽量の50キロワット規模のパワーコンディショナでもあるという。

 

デルタエレクトロニクスの工場敷地内に設置されたソーラーフロンティアのソーラーパネル

デルタエレクトロニクスの工場敷地内に設置されたソーラーフロンティアのソーラーパネル

 

 


 

11/25 来年4月、タイで合弁会社を設立
ユニチカ

ユニチカは11月25日、来年4月に合成樹脂を販売する新会社「ユニチカ・プラスチック・トレーディング(タイランド)」を設立すると発表した。合弁相手でもある、同社子会社で合成樹脂を製造・販売するテラボウが保有するコンパウンド技術と、日系企業コーセン・ファイバーテック(タイランド)が持つエアーバック基布のリサイクル技術を生かし、ASEAN市場でさらなる拡大を図る。


 

12/4 タイにいながら新築・リフォームなど、住宅相談会を開催
アーネストワン

飯田グループホールディングスの住宅メーカー「アーネストワン (本社東京)」は12月3〜4日、バンコク都内で「海外からの家づくり相談会」を開催した。
同相談会は、タイにいながらでも家づくりの仕組みがわかる“家づくり講座”と一級建築士による“個別相談会(事前予約制)”の2部制で、帰任後の家づくりや土地活用を検討する在タイ日本人が参加した。今後も定期的に開催し、次回は来年2月頃を予定する。

熱心に耳を傾ける参加者

熱心に耳を傾ける参加者

 

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