【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶第一測範製作所

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

ISSOKU(THAILAND)設立
タイ現法設立記念パーティを開催

第一測範製作所、木村敬知代表取締役社長

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ISSOKU(THAILAND)、坂田剛マネージングダイレクター

ゲージ、計測器、ボールねじを製造販売する第一測範製作所(新潟県小千谷市)は3日、バンコクでタイ現地法人ISSOKU(THAILAND)の設立を記念し、グランドオープニングパーティを開催した。式典には、多くの業界関係者が出席。同社の木村敬知代表取締役社長は、「タイはASEANにおける重要な国。今は景気のいい時期ではないが、こんなときだからこそ、お客様は次の一手を考えているはずで、商談に応じてくれる可能性も高くなる」と挨拶。続いて、現地法人トップの坂田剛マネージングダイレクターは、現法の事業展開について「製品を日本から持ってきて売るだけではなく、 ローカル代理店の方と緊密に連携し、アフターサービスをはじめとした、ソフト面の充実に力を注ぎたい 」と意気込んだ。第一測範製作所は、1944年に小千谷航空精機株式会社として設立。精密測定機器の大手専門メーカー。高い加工技術を生かし、ねじゲージをはじめとした各種ゲージ、空気マイクロメーターなどの計測機器、精密機械部品の開発製造を行っている。同社の海外展開は1979年の韓国、 2008年の上海に続く3ヵ国目。タイ法人を足がかりに、ASEAN地域やインド、中東、アフリカ、欧州への進出も視野に入れているという。また、現在は自動車産業とのつながりに強みを持つ同社だが、今後は食品といった新たな産業分野との取引拡大を図りたい考えだ。


 

10/28 12月に海外初拠点。バンコク駐在員事務所開設
岐阜信用金庫

岐阜信用金庫(高橋征利理事長)は、12月11日にバンコク駐在員事務所を開設すると28日、発表した。取引先企業の東南アジア進出支援として、タイや域内周辺国の情報収集し、提供する。同信金としては初の海外拠点。人員は、派遣職員1人と現地スタッフ1人の計2人体制。


 

11/1 タイ8号店をオープン
つぼ八

つぼ八(東京都中央区)は1日、バンコク郊外のショッピングモール「プロメナード」に新店舗をオープンした。同社は2013年10月に1号店を日本村にオープン。その後は、ノンタブリー県にローカル向け店舗を開き、人気を得たことで、日本人居住区とローカル地区の双方で出店を続けていた。同店舗はローカル向けで、グループ8号店となる。


 

11/5 タイにおけるリスクマネジメントセミナー開催
東京海上日動火災保険


東京海上日動火災保険(タイランド)と森・濱田松本法律事務所は5日、バンコク都内で「タイにおける役員・管理職が負い得る責任とリスクへの対応」と題して、リスクマネジメントセミナーを開催した。その中で、小松岳志弁護士は、日本において、グループ子会社に対するコーポレート・ガバナンスが強化されていると解説した上で、タイにおける現法役員が負い得る責任などについて説明した。日系企業のタイ現地法人の経営層を中心に、約230人が参加し、熱心に耳を傾けていた。

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