乾杯を拒まれた男が、女性に水かけ…。ところが彼女は元ムエタイ選手で…

(写真左から)Channel 8@Youtube/©Khaosod TV@Youtube

深夜の屋台で乾杯を強要して拒まれた男が、
腹いせに女性の頭に水を。ところがその女性は元ムエタイ選手で…

2月6日、プロイさん(女性24歳)が都内フワイクワン区にある深夜の屋台で友人3人と食事をしていると、近くのテーブルにいた4人組の男性の一人が「一緒に同じ席に座ろうよ」と声をかけてきた。
それもかなり酔っている様子で、言葉遣いは下品極まりなかったという。

さらに、同席を断るプロイさんを無視して、今度は乾杯を強要。
自分のグラスを彼女のグラスに当てようとしたところ、もちろん断られて乾杯は空振りだった。

それに腹を立てた男性は、帰り際に席を立つとまた彼女の元へ。
そして、なんと彼女の頭にコップに入っている水をかけたのだ。

ソンクラン祭りの時期でもないのに頭から“水掛け”。
これには彼女もさすがに堪忍袋の尾が切れた。

立ち去ろうとする男性を追いかけ、追いつきざまにまず右ストレートをお見舞い。続いては右脚のキックが炸裂。
そのキレがあまりにもいいので、男性はすっかり酔いも覚め、そそくさと逃げ去ったという。

それもそのはず、プロイさんは元ムエタイ選手で、50戦40勝の成績を残した猛者。
ムエタイ世界大学大会でも銀メダルを取ったことがある「クワートンスン(丸太のような右脚)」というニックネームを持つほどの有名選手だったのだ。

後日、彼女が警察に届け出たところ、男性はハラスメントで起訴された。
プロイさんにも暴行ということで1,000Bの罰金が科せられたが、こちらは名誉ある起訴といったところだろうか。

酔っ払いのちょっと早すぎた水掛け祭りは、相手を計らなかったばかりに“後の祭り”となってしまったようだ。

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る