日本人ファイナンシャルプランナー(FP)が多数在籍。 帰国後も安心サポートの「Insurance 110」(インシュランス・ワンテン)に多く寄せられている疑問や、皆さんが知りたいであろう情報を載せていきますので、是非ご覧ください。

働いたら負け?

伊奈さん

こんにちは、 Insurance110の伊奈です。
日本の年金を払っていますか?

駐在員の方であれば日本の厚生年金まできっちりと納めているかと思いますが、現地採用やタイで起業されている方の中には、払っていないという人もいらっしゃるかと思います。海外在住者においては免除となるため、払う、払わないは個人の判断ですので払っていない方は、何かしら備えていないと将来大変なことになりかねません。

さて、今日はそのような話ではなく、定年退職した後も働き続ける場合は、年金額が減額される可能性があるという話です。

在職老齢年金といって60歳以降も働く場合、もらう年金額と給料の合計額によって年金の支給を一定程度減らすという制度です。具体的にどれくらい働くと年金が減るのかについてですが、厚生年金がかかわってきますので、主には駐在員が関係してくると思います。基本月額と総報酬月額相当額の合計が50万円を超える時に減額されます。

【基本月額とは】
1年間の老齢厚生年金÷12
【総報酬月額担当額とは】
標準報酬月額÷(直近1年間のボーナスの合計)÷12

せっかく稼げる力があっても、働けば働くほど年金を減らされるっておかしな制度ですよね。上記は厚生年金の話となりますので、定年退職後も再雇用されて働く場合の注意点となります。もし定年後もバリバリ働いて稼ぎたいという人は、個人事業主という形をとれば在職老齢年金の対象外となりますので検討してみてはいかがでしょうか。

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伊奈さん ファイナンシャルプランナー
タイ在住13年

■趣味■
バトミントン テニス ウエイクボード 将棋 タイ語 釣り その他10種以上

■得意分野■
海外駐在員の個人資産運用、医療保険、火災保険、ゴルファー保険の個人向け保険 保険全般幅広い知識からのワイドサポート タイの病院選びサポートなど

■経歴■
日本大手店舗内装会社に勤務16年(47都道府県全てにshop作り) タイで農業6年(イチゴや日本の野菜10種以上)
現在保険金融業8年 タイに居ながら色んな保険を比較検討しお客様にご紹介しています。 お客様サポートNO1を目指し、より人生を長く幸せに暮らしてもらう為に日々取り組んでおります。

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