2022年版
タイ・バンコクの医療保険事情!
知っておくべき「5つの基礎知識」

タイ在住の皆さん、いったい保険はどうされていますか?
長期滞在している駐在員と家族は会社規定に準じて加入していると思いますが、現地採用者や個人経営の方は、どうしているのでしょうか?
タイに住み始めたら、知っておいた方がいい“保険の基本知識”をお届けします。

タイの医療保険事情!知っておくべき「5つの基礎知識」

タイの病院は日本と同様に公立と私立病院があり、医療水準は医療ツーリズムで外国人がわざわざタイへ医療を受けにくるほどです。国際基準を満たしていることはもちろん、レベルが高い医療分野も多々あります。なかには5つ星ホテルのような施設とサービスを備えている私立病院には、日本から来て初めて見る人は驚くでしょう。
気になる医療環境の背景にある医療保険は?


知っておきたいこと1 日本のような健康保険制度がない

タイには日本のような健康保険制度がなく、いわゆる「国民皆保険」ではありません。勤務中の会社で加入する社会保険制度はありますが、保険で医療行為を受けたい場合は、個人の裁量によって任意で保険への加入が必要となります。


知っておきたいこと2 タイの会社で加入する社会保険

タイで仕事をするとなった場合、タイの社会保険に加入することができます。毎月の給与に対して労使双方が5%ずつを負担。社員は給与の5%の天引きをされますが、支払う保険料の最高額は750Bと決まっています。保険加入時に一部の病院からひとつだけ選ぶことができ、勤務開始3カ月後から、その病院であれば通院・入院を含めて医療費と薬代が無料です。


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