@WatTrimitrWithayaramWorawihan
「悪運を断ち切り、運気の転換をもたらしてくれる神様」として信仰されている
「悪運を断ち切り、運気の転換をもたらしてくれる神様」として信仰されている
タイでは、生まれた曜日が非常に重要視されており、タイ占星術には、各曜日と全体に対応する9柱の神様が存在します。
曜日の区切りも独特で、午前0時ではなく午前6時から午前5時59分を一日と考え、水曜日のみ午後5時59分を境に朝と夜に分かれるのが特徴。これは日曜始まりとしたとき、ちょうど中日にあたる水曜日を半分にすることで、新たに曜日をあてがわれた神様がいるためです。
ラーフ神にはさまざまな神話が
この水曜夜を司るのがラーフ神です。
真っ黒な肌に上半身だけのおどろおどろしい姿をしたこの神様には、さまざまな神話が残されています。なかでも有名なのは、ヴィシュヌ神の不老不死の薬を盗み飲んだことを太陽神と月神に告げ口され、怒ったヴィシュヌ神によって身体を真っ二つされてしまったという逸話。
ラーフ神が両手に抱える金色の球体は月や太陽を表しており、逆恨みから何度も球体を飲み込もうとしますが、胴体がないためすぐに体外に出てきてしまう。この“飲み込んでいる瞬間”に日食や月食が起こるという言い伝えもあるようです。
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