【中国】アリババがクラウド事業を楽観、21年3月期に黒字転換へ

【亜州ビジネス編集部】

電子商取引(Eコマース)の中国最大手、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング)の武衛CFOはこのほど、クラウド事業の「阿里雲(アリババ・クラウド)」について、2021年3月期に黒字転換を果たすとの見通しを示した。有料顧客はすでに300万社を突破したという。また、物流プラットフォームの「菜鳥(ツァイニャオ)」についても、同期に営業キャッシュフローが黒字化するとみている。複数メディアが9月30日に伝えた。

武CFOは、同社プラットフォーム利用者の1人当たり平均消費額は年9000人民元(約14万円)に達していると説明した。うち年消費額が7000人民元以上の利用者は1億9000万人、それ未満の利用者は5億5000万人に上るという。

アリババが8月に発表した第1四半期(20年4〜6月)決算では、クラウド部門の売上高が前年同期比59%増の123億4500万人民元に膨らんだ。主力のコアコマース部門を上回るペースで拡大している(同部門の売上高は34%増の1333億1800万人民元)。

アリババは世界トップクラスのEコマース企業。1999年に馬氏が設立した(19年9月に会長引退)。「淘宝網」や「天猫」など個人向けECサイトを運営するほか、越境ECの「天猫国際」、BtoBの「1688.com」も展開。EC以外では、宅配スーパー「盒馬」、フードデリバリー「餓了麼」、動画ストリーミング「優酷」、クラウドサービス「阿里雲」などを傘下に擁する。海外事業では、16年に東南ア同業のラザダを買収している。


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