【マレーシア】プロトンの9月販売、34%増の1.2万台

【亜州ビジネス編集部】

DRBハイコム傘下の国産車メーカーであるプロトンは2日、2020年9月の販売台数が前年同月比33.6%増の1万1935台だったと発表した。前月からは4.9%増加し、月間では今年2番目の多さ。

プロトンは声明で、国内新車市場は3カ月連続で5万台を超えており、MCO緩和後に安定していると説明。同社としては、20年の残り3カ月も好調を維持し、通年で前年超えを目指すとした。

乗用車の販売サービス税(SST)が6月から減免されたことで追い風が吹いているようだ。

車種別では、スポーツ多目的車(SUV)「X70」が2849台、Bセグメントセダン「ペルソナ」が2606台、Cセグメント多目的車(MPV)「エクソラ」が748台で、それぞれの部門で市場シェアトップだったという。

1〜9月の販売は7万3607台。活動制限令(MCO)の影響で3〜5月に大きく落ち込んだものの、9カ月では前年同期を4.3%上回った。市場シェアは21.6%となっている。

なお同社は9月15日、新たに投入するSUV「X50」を発表。翌日から予約受け付けを開始しており、既に2万台の予約が入ったとしている。


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