【タイ】東部に工業団地2カ所を新設、公団が承認

【亜州ビジネス編集部】

タイ工業団地公団(IEAT)は、東部経済回廊(EEC)で工業団地2カ所を新設する。このほど理事会で承認した。工業団地大手のロジャナ工業団地と、民間発電大手エレクトリシティー・ジェネレーティング(EGCO)がそれぞれ開発する。入居企業による投資額は計700億バーツ以上、雇用創出は約2万人を見込む。ポストトゥデーなどが伝えた。

ロジャナはチョンブリー県のノンヤイ郡とバンブン郡にまたがる317万9200平方メートルの敷地で「ロジャナ・ノンヤイ工業団地」を開発。3年以内の開所を目指す。入居企業の業種は電気・電子、自動車部品、農業、医療などとなる見通し。計600億5700万バーツの投資と1万5014人の雇用創出を見込む。レムチャバン港とマプタプット港からそれぞれ数十キロメートル、スワンナプーム空港から137キロメートル。

EGCOはラヨーン市で「EGCOラヨーン工業団地」を開発する。敷地面積は99万3600平方メートル。2年以内の開所を予定している。入居企業の業種は農業、セラミック、金属、輸送機械、電気・電子、化学などで、168億4000万バーツの投資と4210人の雇用創出を見込む。マプタプット港から12キロメートル、ウタパオ空港から28キロメートル、レムチャバン港から50キロメートルに立地する。


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