【中国】アリババ「双11」セール取引額7.9兆円、他サイトも好調

【亜州ビジネス編集部】

中国で毎年11月に行われるネット通販セール「シングルデー(独身の日、双11)」で、電子商取引(Eコマース)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング)が新たな記録を打ち立てた。

同社が運営するインターネット通販サイト「天猫(Tモール)」では、1〜11日の総取引額(GMV)が4982億人民元(約7兆9200億円)を記録。今年はセール期間を例年より延ばしており、GMVは2019年の2684億人民元を大幅に上回った。

アリババの「シングルデー」セールは今年で12年目。同社によると、例年と同じく電子機器、化粧品、アパレルなどが人気商品で、アップル、エスティローダー、華為技術(ファーウェイ)、ナイキ、アディダスなど340ブランドが10億人民元以上を売り上げた。

また、輸入品ではヤーマン、花王、資生堂などの日本ブランドが取引額の上位に入っている(11日午前9時時点)。

Eコマース2位の京東集団(JDドットコム)も好調。1〜11日の累計GMVは2715億人民元となり、前年の2044億人民元を33%上回った。同社は自前の物流網を持つ点が強みで、自社販売商品については注文のうち93%で24時間内の配送を実現したという。

アリババが「シングルデー」セールを開始した09年のGMVは1億人民元にも満たなかったが、その後急速に拡大。12年に初めて100億人民元を超えた。さらに高成長が続き、19年は11日のセール開始から2分足らずでGMVが100億人民元を突破している。今年は一段と取引規模が拡大した格好だが、その背景には新型コロナウイルス流行の影響で「巣ごもり消費」が拡大したことや、海外旅行ができない環境下で輸入ブランドの購入が増えたことなどが指摘されている。

11月11日は1が並ぶため、中国では近年「独身者の日」として定着。「11」が重なることから「双11」とも呼ばれる。アリババは09年、「独りで頑張っている自分にご褒美を」と銘打ち、この日に安売りセールを展開するイベントを大々的に開始した。これが人気化したことをきっかけに、毎年11月11日前後には各種通販サイトが大規模なオンラインセールを展開する。


亜州ビジネスChina
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