【マレーシア】11月の新車販売7.4%増、6カ月連続でプラス

【亜州ビジネス編集部】

マレーシア自動車協会(MAA)が17日発表した2020年11月の国内新車販売台数は、前年同月比7.4%増の5万6489台だった。

10月半ばから首都圏やサバ州で新型コロナウイルス対策の活動制限が厳格化したが、各社の新モデル投入や販促キャンペーンが奏功し、6カ月連続で前年同月を上回った。ただ前月からは0.3%減少した。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが17日付で伝えた。

セグメント別にみると、乗用車は前年同月比7.2%増の5万1174台、商用車は10.0%増の5315台だった。1〜11月の全体の販売台数は前年同期比17.2%減の45万4708台。同協会が年間目標に掲げる47万台の達成は、確実な情勢となっている。

11月の生産台数は全体で前年同月比17.9%増の5万4832台となり、4カ月連続で増加。1〜11月の累計では18.7%減の42万9326台だった。

MAAは、12月の新車販売が11月から大きく増加すると予想。政府が6月半ばから年末まで乗用車の販売サービス税(SST)を国産について100%、輸入車について50%カットしていることに加え、年末商戦が盛り上がることが背景にあるとしている。


亜州ビジネスASEAN
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