【タイ】11月の工業生産0.4%増、1年7カ月ぶりプラス

【亜州ビジネス編集部】

工業省工業経済事務局(OIE)の29日発表によると、2020年11月の鉱工業生産指数(MPI、16年=100)は97.5となり、前年同月比で0.4%上昇した。指数の上昇は19年4月以来、19カ月ぶり。新車販売が増加に転じた自動車が19年カ月ぶりに前年同月を上回り、指数全体を押し上げた。変圧器や家電などの電機も好調を維持している。

指数の構成比が高い主要10品目では5品目がプラスだった。自動車は10.0%上昇。乗用車、商用車、エンジンがそろってプラスとなり、特に排気量1800cc以下の乗用車が25.9%上昇と伸びが大きかった。自動車部品は19.8%上昇した。電機は5カ月連続の2桁上昇を記録。変圧器や電気モーター、冷蔵庫、洗濯機の好調が続いている。また、半導体やプリント基板の伸びで、コンピューター・電子製品は3カ月連続のプラスだった。

一方、食品は7カ月連続のマイナス。肉類や砂糖、パーム油製品などが落ち込んだ。ほかにベースメタルは熱延鋼や鋼管、丸鋼などのマイナスで3カ月ぶりの前年割れとなった。

同時に発表された11月の製造業設備稼働率は64.8%で、前年同月比で1.6ポイント上昇、前月比では1.3ポイント上昇。前年同月を上回るのは2カ月連続となる。うち自動車は、19年4月以降で最高となる88.1%。前年同月比14.5ポイント上昇、前月比12.1ポイント上昇だった。


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