【タイ】True、5G網に2年で40億バーツ

【亜州ビジネス編集部】

携帯電話サービス2位トゥルームーブHユニバーサル・コミュニケーション(TUC)は12月28日、次世代通信「5G」の通信網構築に今後2年で最大40億バーツを投じる方針を明らかにした。

基地局増設などを進めてカバー地域を広げる。2020年には20億バーツを投資した。同日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

同社は2600メガヘルツ(MHz)帯の周波数を取得し、20年3月に5Gサービスを開始した。27日には新たに700MHz帯も取得。21年中に700MHz帯の基地局を1万2000カ所まで増やし、国内人口の80%をカバーする計画。サービス開始を前に既に3000カ所を設置しており、事業権取得と同時に1000カ所の供用を開始した。3月末までに両周波数帯を合わせて1万カ所の5G基地局を運用できると見込む。

700MHz帯は現在デジタルテレビに使用されており、5Gでの利用が本格化するのは1月15日以降になる。


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