【アセアン】21年のGDP、東南ア7カ国で下方修正

【亜州ビジネス編集部】

世界銀行(WB)は5日、「世界経済見通し(GEP)2021年1月版」を発表し、東南アジア8カ国のうち7カ国で2021年の国内総生産(GDP)成長率予測を20年6月時点から下方修正した。

新型コロナウイルスの流行で多くの国がマイナス成長を強いられた20年からは回復するものの、投資や生産活動が引き続き低迷する見通し。タイとフィリピンでは依然として19年のGDP水準を下回るとみている。

ラオスのみ上方修正し、他はいずれも予測を引き下げた。

国内の政情が不安定な上に観光業への依存度が高いタイは4.0%とし、0.1ポイント下方修正。ま

た、厳格な活動制限が長期化しているフィリピンは5.9%に引き下げた。

ただ、全8カ国でプラス成長を予測。新型コロナの封じ込めに成功しているベトナムと、輸出が伸びているマレーシアが、ともに6.7%の高い成長を記録すると見込む。

世界全体の21年の成長率は4.0%と予測し、0.2ポイント下方修正。不確実性が極めて高く、感染拡大が続いてワクチンの展開が遅れた場合は、1.6%にとどまる可能性があるとしている。一方、コロナ抑制に成功し、ワクチンが予想より短期間に普及するという上振れシナリオの場合、5%近く成長する可能性があるという。


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