【インドネシア】20年の新車販売、53.2万台に半減

【亜州ビジネス編集部】

インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、2020年の国内新車販売台数は前年比48%減の53万2027台だった。前年割れは2年連続。

新型コロナウイルス流行と活動制限の影響などで低迷した。下げ幅は月を追うごとに縮小しているものの、回復は鈍く、12月単月でも前年同月比3割減と大きく落ち込んでいる。

20年の内訳は、乗用車が51%減の38万8886台、商用車が41%減の14万3141台。ともに2年連続のマイナス成長となった。

月別では、厳格な活動制限が敷かれた5月に95.8%減の3551台と低迷。以降は下げ幅が縮小傾向にあり、12月は35%減の5万7129台だった。

15日付ザ・インサイダー・ストーリーズによると、同協会は21年の販売台数が75万台以上に拡大すると予測。ただ、19年の約103万台を依然として大きく下回る。


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