【マレーシア】住友商事とペトロナス、LNGバンカリングで提携へ

【亜州ビジネス編集部】

国営石油ペトロナスは11日、船舶に液化天然ガス(LNG)燃料を供給する「バンカリング」事業で住友商事と提携すると発表した。東京湾とマレーシアでの供給・販売活動や関連サービスを共同で行う。

完全子会社のペトロナス・トレーディング・コーポレーション(PETCO)を通じて覚書(MOU)を締結した。「ペトロナスマリン」ブランドで事業展開する。

住友商事は合弁会社のエコバンカーシッピングを通じて、燃料補給に使用する「LNGバンカリング船」を所有。東京湾で年内のサービス開始を予定している。

ペトロナスは昨年11月、ジョホール州でLNGバンカリング船による初の燃料供給を実施。バンカリング事業ではほかに、東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資する発電会社JERAと、協業の検討開始に向けて今月10日にMOUを交わしている。


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