【シンガポール】日本和装、地域統括拠点を設立へ

【亜州ビジネス編集部】

和服の販売仲介などを手掛ける日本和装ホールディングス(本社:東京都港区)は、4月をめどにシンガポールに東南アジア地域の統括会社を設立すると発表した。

域内各国でテストマーケティングを行っている人材紹介事業を本格展開するに当たり、統括会社の設立で管理体制の強化や投資判断の迅速化を図る。

全額出資で日本和装アジアパシフィック・ホールディングスを設立する。資本金は125万シンガポールドル(約1億円)を予定。東南アジア域内事業の統括や事業開発、経営管理、市場調査などを行う。

日本和装は日本国内で、着物の着付けを知らない人に無料で着付けを教えるサービスを軸にした、着物の販売仲介事業を展開。

同事業のノウハウを生かし、東南アジアでは現地の人に無料で日本語を教えて日本語人材を育成し、企業に紹介する人材紹介事業のテストマーケティングを2018年に開始している。

ベトナムでは19年に人材紹介の事業免許を取得した。


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